- 本当のことを書く。
某所でこの本の担当編集者Sに罵倒されたことがある。その際の忘れられない言葉が、「俺にとって、読者が一人死のうが、二人死のうが関係ない」であった。
よくもこれだけ汚い言葉を吐ける人間が、五木氏の担当になれたものだ。また彼の本性も見抜けない、五木氏も五木氏である。
もしもこのレビューに文句がある人は、私ではなく、直接Sに投げかけてもらいたい。 - 大ベストセラーの記憶も遠くない、五木寛之の書。龍谷大学で仏教史を学び、浄土真宗の影響を受けて育ったという著者は、紛れもなく骨の髄まで『門徒』だ。いや、むしろ彼の言葉を借りるなら、手の指、足の爪先まで真宗の流れを受けているようだ。
これは浄土真宗を広めるための宗教書ではない。
でも、この乾いた時世にこれからの人生を進もうという私達に『ひとつの手段』として、浄土真宗的哲学から、ヒントを与えようとしている。
押し付けるのではなく、淡々として口調で。
恐らく大方の人が意表をつかれたんじゃないだろうか?人間の暗さや絶望を認めることが、人生を受け入れる事であると、人生に希望をもって生きる事であると言っている。
繰り返すが、この本は今も続くベストセラーになった。
実利主義・競争主義の世の中に、本当は人間誰もが哲学を必要としている。個性や違いを認め合える寛容さを、悲しいとき一緒に悲しんでくれる存在を求めている。親鸞が生まれた時代も、今自分が生きるこの時代もそれは変わらないのだな、と思った。
乾いた現代で、傍らで微笑んでくれる存在、一緒に微笑んでくれる存在を求めている人間の性を、浄土真宗の視点で訴えた1冊。 - この本は自己肯定のススメだと思いました。世界の不条理に生きにくさや、生きるつらさを
感じ、そんな自分は弱い人間だと悲観していましたが、それでも私に生きる価値のある事を
伝えてくれるような気がします。 - 「人間はみな大河の一滴である」。
そう思うようになった著者の展開する人生の教科書。
勝ち組・負け組みという言葉が我が物顔で歩く現在であるからこそ、自己を省みるのには最適の一冊である。
えらくてもえらくなくても、お金持ちでもそうでなくても、それぞれの人のそれぞれの人生には価値があるのだ。 - 大河の一滴と思えないからこその 人間なのです。筆者も戦争体験の中で 約束を守る大人に救われたと言っているでしょう。そして裸足でも 周りも裸足だからつらくなかった。と。こんな明快な答えと この世は地獄 自分は大河の一滴って 言葉遊び以上に支離滅裂で 変でしよ?人が人を助ける。他に何が有るのか教えて欲しい。筆者と対談した 色々な分野の方々の話は素晴らしいが ごちゃ混ぜのエッセイ集として気軽に読むべき。現実社会で全員 この世は地獄って思ってる世界になったら 本当に地獄ですよ。青春の門読んで この本忘れよ。五木さんの筆とは思えない。
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腰をお大事に。